★俺様主人とパシリちゃん☆
私が部屋に行くと庵くんは布団にくるまって寝ていた
「庵くん、薬のも~?」
「…」
庵くんから返事がない
「庵くん??」
「薬いらねぇ」
ボソっと庵くんは言った
「…ダメだよ、薬飲まないと!」
私は庵くんをぐいぐい引っ張った
「ひゃぁ!」
いきなり庵くんが私をベッドに押し倒した
……立場逆転…??
「ナナが薬を飲ませてくれるなら飲む…」
「……」
私は恥ずかしくなりながら薬と水を口に含ませて、庵くんの口に流し入れた
「ん…」
うまく入らなかった水は首筋を伝う
ごく
「飲めた…?」
「ナナ、顔赤い♪」
私の言葉を無視して私にキスを落とす庵くん
「…んぅ……」
庵くんの舌…熱っつい……
「…ぁぅ…ふっ……」
だんだん庵くんのキスは深くなった
「はぁ…」
やっと離れた……
「庵くん?」
庵くんは私を見つめていた
「ナナ、すげぇ大好き…」
「今日は甘えん坊だね…」
すると庵くんはニヤリと笑った
「甘えん坊ねぇ…」
いつもの庵くんになってるぅ……
ばふ!
「な!」
庵くんは私を抱き締めるてベッドに寝た
「庵くん、このベッドに2人は狭いよ…」
「くっつけばいいだろ?」
そう言うと庵くんは更に私に接近した
…近いぃ……
「すーすー…」
しばらくすると庵くんから寝息が聞こえた
私も庵くんの胸に顔を埋めて眠りについた…
++庵★さいど++
ん…
「すーすー」
俺が起きるとナナから規則正しい寝息が聞こえた
……何もしないで女と寝るなんて初めてだな…
「ん…」
ナナが俺にくっついてくる…
「…ちょっとやべぇ……」
俺は必死に我慢した
ナナが大切だから、キス止まり
ナナと無理矢理したいとも思わない