★俺様主人とパシリちゃん☆
「す…好き…だよ?」
そう言うと私は身体を通る痛みを受けた
「!!あぅ…痛いよぉ……」
「…キツ……ナナ?」
「庵くん、痛いよ…!!」
「ん…初めてだからな…」
え??
もしかして私………
「俺とナナ、繋がってるから…」
………
怖いとかじゃないのに涙が出た
嬉しい?わからない感情でいっぱいだった
「んぅ…」
身体が重い…
どうやら私は寝てしまったみたいで、ベッドの中にいた
「ナナ?起きた?」
横には、優しく笑う庵くん
「ぅん……」
恥ずかしい…
「ナナの初めてが俺とか、最高だろ?」
「……庵くん」
確かに、庵くんが初めてで良かったかも……
「ナナ、すげぇ可愛い声だったな?」
「!…可愛くないよ……!!」
多分私の顔は真っ赤…
「もっかいヤる?」
「遠慮します…」
外に出ると真っ暗だった
手を繋いで帰った
「腹減った」
「ご飯食べる?」
庵くんと私は適当にレストランに入った
「…ナナの手料理、食いたい」
「今度、作るね」
庵くんと私はパスタを頼んだ
「…身体、辛くねぇ?」
…ダルいけど、庵くんが心配してくれることが嬉しい……
「大丈夫だよ?」
パスタが運ばれてきた
「「いただきます」」
ぱく
美味しい♪♪
「ナナ、うまそうに食うなぁ…」
「?」
私はパスタを頬張りながら聞いていた
「ニコニコしてる…太るぞ」
私をからかう庵くん
「もう、太ってるもん!」
「嘘だって」
子供のような笑顔の庵くん
「もう、食べれない…」
半分食べたところで満腹になった
「食わねぇの?」
「うん」
「俺が食ってやるよ」
そう言うと、庵くんは私の分のパスタを完食した