★俺様主人とパシリちゃん☆
「…あの女の、どこがイイのよ!!!」
いきなり、愛依がヒステリックになる
「言え!!!」
…………
「…いねぇんだよ……」
「は?」
「お人好しでバカ…そんな女、俺の周りで…ナナしかいねぇんだよ……」
体の痛みは意識をも朦朧とさせる
「………あの女が大切………」
愛依は携帯を取り出して、何処かに電話をし始めた
「…女…ヤっていいから…壊して」
女?
………ナナ!!??
「っ!!!愛依!てめぇ!!!」
「本気だから、はやく助けに行かないと………壊されるよ??」
怪しげに笑う愛依は携帯を握り締めていた
ちくしょ!!!!
ナナが!!!
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「やっ!!!やめてよ!」
私を舐めまわす舌……
胸をもむ手………
全部が気持ち悪い
「泣いちゃって…可愛いなぁ……」
嫌だ!!
ガチガチ!!
動かない……
ビク!!!!
「っ!ヤダ!!!」
「気持ちイイ?」
庵くん……!!
薄暗い部屋に、携帯の音が鳴り響く
「っち……」
男の人の携帯……
携帯は私から離れたソファに置いてあったため、男の人は携帯を取りにいく
ガチガチ……
………体の全部が気持ち悪い
庵くんは、何処にいるんだろう
怖いよ……
「へへ…」
怪しく笑いながら、男の人が戻ってきた
「…愛依から、お前をヤっていいって言われた………」
怪しく不気味な男の人
私の体は震えだす
「や…やだ……来ないで………!!」
私は顔を横にふる
「そーゆーの…そそるねぇ……」
「やぁ!!」
いきなり私に覆い被さる男の人