★俺様主人とパシリちゃん☆


「もう、次はねぇぞ!!!うせろ!」



愛依は走って逃げた



「…ナナ……!」



俺はナナがいる最上階を目指した



「庵、あいつ大丈夫かよ!!?」



………ナナ!!!






++++++++++++++++++++





ばこ!



「ふっ!!」



痛い…



「顔にはしねぇから、安心しな??」



庵くん………



次々とくる暴力……



ハンパなく痛い



ばこ!


「ゲホ、ゲホ!!」



咳こむ私


人ってこんなに涙出るんだ………



グイ!!!!



「痛い!!!」



髪の毛を引っ張られる



「…可愛い顔がグシャグシャだ……」



「いやぁぁ!!」




バン!!!!



「ナナ!!!!!」



……………



「…あ…ぅ……庵くん……」



涙が溢れだす



「…てめぇ、ナナを離しやがれ!!!」



「…ふぇ………」



庵くん………



ばこ!



「!!ナナ!!てめぇ…!」



私はまた殴られる



「落ち着け、庵…」



「…落ち着けねぇよ!!」



ばきっ!!!



「きゃぁっ!」



庵くんは、私と男の人を引き離す



「……大丈夫か?」



私に触ろうとする庵くん



汚れた………



パシ……



私は庵くんの手を避けた



「………ナナ?」



「……汚れてるから…私」



リアルに思い出す光景
カタカタと震える



「…は?」



「…汚れてる、私の体………」



匠くんは口を開く


「…お前、まさか……ヤられた……??」



ビクビク…


「そぅ…だよ」



「!!!!!てめぇ!!」



庵くんは狂ったように男の人を殴った



ばきん


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