★俺様主人とパシリちゃん☆
匠の家に行った
「庵、お帰りぃ☆」
日向がカウンターにいた
「よぉ」
「ナナちゃんはぁ?」
…そこ言うな!!
俺は無言で匠の部屋に入る
「うわ!ビクった…庵かよ……」
「暇だから、来た」
「あいつは?」
どいつもこいつも!!!
「別にいいだろ?」
「…あいつがいないと機嫌悪いなぁ…」
「…別に…」
ナナがいないと、機嫌が悪いなんてガキかよ………
次の日も、次の日も…次の日も……
ついに、一週間…
「…庵くん、今日も……」
ブチン…
我慢の限界
「きゃぁ!!庵くん!?」
俺はナナを壁際にくっつけて、逃げられないようにした
ちゅっ
「んん!!………」
俺はキスと同時に舌を入れた
「ふ……」
ナナの口の中は甘い味がした
「…くる………しいよ…ぉっ…」
ナナは苦しさから、泣いてしまった
「…ふぇっ……」
それでも、キスを止めない俺にナナは、顔を背けた
「…俺が嫌い?」
「え!?違うよぉ!」
ナナは必死に言う
「じゃ、なんで?一週間も放ったらかしな訳??俺、寂しかったんだけど?」
「…庵くんの誕生日だから…」
「!?」
ナナは泣きながら言う
「…秘密にしてて…ばーんって感じに…したかったの……」
ばーんって感じ??
「…サプライズ的な?」
「…ぅん…」
「で、俺を放ったらかしなぁ…」
「ごめんなさい…」
……あぁ、なんで可愛いんだよ…
ぎゅう
俺はナナを抱き締める
「…庵くん?」
「…すげぇ嬉しいんだけど?ありがとな??」
顔を真っ赤にするナナ