★俺様主人とパシリちゃん☆
「…庵くんの家に行きたいから、先行って待ってて?」
「わかった」
俺はナナから離れて家に戻った
ピンポーン
ガチャ
「庵くん!」
ナナは笑って俺の名前を呼んだ
「早いな…」
俺はナナの荷物を受け取って部屋に向う
「ナナ、なんで俺の誕生日知ってんだよ」
「……ヒナタさんから聞いたんだぁ~♪♪」
何故かナナはご機嫌だ
部屋に入ってケーキを開けた
「うわ!すげぇ~」
「甘さ控え目なケーキです」
手作りのケーキ
「食べて!?」
上目使いで俺に言うナナ
…私を食べて?みてぇな感じになってんだけど…
俺はケーキを一口食べた
ぱく…
「…どう?」
「ナナも食えば?」
「美味しい?ってこと聞いてるんだけど…」
「ん~、うまいよ」
ナナは笑って俺に抱き付いた
「はっぴー ばぁすでい♪」
「…ありがとな」
ナナは俺に掴む腕の力を強くした
「これ…プレゼント」
ナナからは、前のピアス屋の十字架のピアスが渡された
「つけてくれる?」
「あたりめぇじゃん♪」
俺の欲しかった温もり……
ナナが全部教えてくれる
「…ナナ?えっちしよーぜ?」
俺はナナをベッドに倒す
「え!?…ちょ!庵くん!!?ひぁ!」
甘い甘い夜になりましたとさ☆