不器用なLOVER
fourteenuh diligently
携帯の着信に、
「私、行かなきゃ…」
背を向けて走り出した。
三人を見付けて走り寄る。
「あっ、晶どこに行ってたの?」
「ごめんね?お手洗い探してて」
笑い声を残し、その場を去った。
「何借りてきたの?」
登喜子の手に揺れるDVDの入った袋を指して聞いた。
「スッゴいの借りてきてあげたんだから感謝しなさいよ?」
真姫のしたり顔に予感めく。
「これで晶も期末明けは、
会長としっかり頑張るのよ?
ちゃんとお勉強しなさい」
的中
「でもさ…私、初めてなのに。
そんな勉強必要なのかな?
反対に退かれないかな?」
登喜子も興味深げに真姫を見て、
「そうだよね?初めからやる気満々な女って勘違いされてもね?」
「大丈夫よ最初は恥じらっちゃうもんなんだから…。晶は逆に会長相手なんだから、本気で頑張らなきゃ棄てられるかもよ?」
登喜子も相槌を打つ。
「そうだよ、晶。会長満足させなきゃいけないじゃん」
眩暈がする。
透弥さんのこと誤解し過ぎだし、透弥さんはホントに優しい人なの
「でもさ…あの鉄仮面がさエッチするの想像すると笑えない?」
真姫が吹き出した。
はあ〜
笑えないし
「だって鉄仮面、最中もあのままなんだよ?」
鉄仮面じゃないもん
「確に感じてるのか不安になる」
衣里まで酷い。
私の頬が風船になってた。
「私、行かなきゃ…」
背を向けて走り出した。
三人を見付けて走り寄る。
「あっ、晶どこに行ってたの?」
「ごめんね?お手洗い探してて」
笑い声を残し、その場を去った。
「何借りてきたの?」
登喜子の手に揺れるDVDの入った袋を指して聞いた。
「スッゴいの借りてきてあげたんだから感謝しなさいよ?」
真姫のしたり顔に予感めく。
「これで晶も期末明けは、
会長としっかり頑張るのよ?
ちゃんとお勉強しなさい」
的中
「でもさ…私、初めてなのに。
そんな勉強必要なのかな?
反対に退かれないかな?」
登喜子も興味深げに真姫を見て、
「そうだよね?初めからやる気満々な女って勘違いされてもね?」
「大丈夫よ最初は恥じらっちゃうもんなんだから…。晶は逆に会長相手なんだから、本気で頑張らなきゃ棄てられるかもよ?」
登喜子も相槌を打つ。
「そうだよ、晶。会長満足させなきゃいけないじゃん」
眩暈がする。
透弥さんのこと誤解し過ぎだし、透弥さんはホントに優しい人なの
「でもさ…あの鉄仮面がさエッチするの想像すると笑えない?」
真姫が吹き出した。
はあ〜
笑えないし
「だって鉄仮面、最中もあのままなんだよ?」
鉄仮面じゃないもん
「確に感じてるのか不安になる」
衣里まで酷い。
私の頬が風船になってた。