不器用なLOVER
PM10時を過ぎた頃
「終わった…」
透弥さんが背中を伸ばす動きに、
「ん…」
目を開けた。
寝惚けたままの頭は
状況を認識出来ずに
「ゴメン、起こした?」
透弥さんの囁く声が、
直ぐ上から降ってきて
透弥さんに抱き締められてるんだと漠然と思った。
「透弥さん…」
目の前の透弥さんに顔を
押し付けるように埋める。
「ちょっ…晶」
慌てる透弥さんに、
「何だよ見せ付けんなよな…」
朋弥さんがぼやく。
そっか朋弥さんが居るからか…
深く考えずにそのまま
顔を埋めさせていた。
「僕は終わったけど朋弥は?」
透弥さんの指が優しく髪をすく。
「ん〜、もうちょい」
朋弥さんの疲れきった声に、
「そう。晶が起きたから先に帰るけどいいよね?」
透弥さんが淡々と聞いてる。
「はあ?お前さ、普通この状況で言うことかよ?」
朋弥さんも大分疲れてるようで、力が入ってない。
「仕方ないよね?朋弥は男だけど晶は女の子なんだから」
透弥さんの髪をすく指が、
首筋に降りてきて…
身をよじる。
団旗がゆっくり取り除かれて、
離れてく温もりが恋しくなった。
「晶…足」
透弥さんが囁く声に、
太股まで露になってる足を慌てて隠す。
唇に人指し指を立て
もう一方で、
朋弥さんの背中を指した。
「終わった…」
透弥さんが背中を伸ばす動きに、
「ん…」
目を開けた。
寝惚けたままの頭は
状況を認識出来ずに
「ゴメン、起こした?」
透弥さんの囁く声が、
直ぐ上から降ってきて
透弥さんに抱き締められてるんだと漠然と思った。
「透弥さん…」
目の前の透弥さんに顔を
押し付けるように埋める。
「ちょっ…晶」
慌てる透弥さんに、
「何だよ見せ付けんなよな…」
朋弥さんがぼやく。
そっか朋弥さんが居るからか…
深く考えずにそのまま
顔を埋めさせていた。
「僕は終わったけど朋弥は?」
透弥さんの指が優しく髪をすく。
「ん〜、もうちょい」
朋弥さんの疲れきった声に、
「そう。晶が起きたから先に帰るけどいいよね?」
透弥さんが淡々と聞いてる。
「はあ?お前さ、普通この状況で言うことかよ?」
朋弥さんも大分疲れてるようで、力が入ってない。
「仕方ないよね?朋弥は男だけど晶は女の子なんだから」
透弥さんの髪をすく指が、
首筋に降りてきて…
身をよじる。
団旗がゆっくり取り除かれて、
離れてく温もりが恋しくなった。
「晶…足」
透弥さんが囁く声に、
太股まで露になってる足を慌てて隠す。
唇に人指し指を立て
もう一方で、
朋弥さんの背中を指した。