不器用なLOVER
私を見つめる透弥さんに、
「よし透弥…俺は絶対に負けねぇ覚悟しとけよ?」
朋弥さんが挑み、
「そう。僕も朋弥に負けるつもりないから」
透弥さんが受ける。
そんな二人のやりとりを側で見て疑問が持ち上がる。
考えてても埓があかない。
思い切って聞いちゃえ。
「あの…朋弥さんはどうして、
透弥さんになり澄ますの?」
お互いに尊重し合い、
お互いにライバル視する。
二人の関係性…。
いくら考えても分からない。
「えっ?だって透弥の名前出した方がモテるし透弥のこと知らねぇ女なんて居ねぇもん。手っ取り早ぇし簡単じゃん?」
朋弥さんは当然のように、
「それに、何か有った時にゃ揉み消して貰えるし」
付言する。
【妊娠させて中絶させたとか。
金持ちらしく金で解決させた】
以前真姫に聞いたことが蘇り、
「じゃあ…中絶させて揉み消したってこと?」
私の口を吐いて出ていた。
「朋弥…お前」
透弥さんが朋弥さんを見据えて、
「ばっ馬鹿、有り得ねぇよ…。
んな失敗しねぇって」
朋弥さんが慌てて否定を唱える。
「だって…透弥さんがしたことになってるし。
なら朋弥さんが謹慎になった原因ホントはどっちがホテルに行ってたの?」
不意に立ち上がると、
「晶ちゃんご馳走様。
んじゃ今から俺は君達の敵なんで行くわ」
片手を上げて去って行った。
「よし透弥…俺は絶対に負けねぇ覚悟しとけよ?」
朋弥さんが挑み、
「そう。僕も朋弥に負けるつもりないから」
透弥さんが受ける。
そんな二人のやりとりを側で見て疑問が持ち上がる。
考えてても埓があかない。
思い切って聞いちゃえ。
「あの…朋弥さんはどうして、
透弥さんになり澄ますの?」
お互いに尊重し合い、
お互いにライバル視する。
二人の関係性…。
いくら考えても分からない。
「えっ?だって透弥の名前出した方がモテるし透弥のこと知らねぇ女なんて居ねぇもん。手っ取り早ぇし簡単じゃん?」
朋弥さんは当然のように、
「それに、何か有った時にゃ揉み消して貰えるし」
付言する。
【妊娠させて中絶させたとか。
金持ちらしく金で解決させた】
以前真姫に聞いたことが蘇り、
「じゃあ…中絶させて揉み消したってこと?」
私の口を吐いて出ていた。
「朋弥…お前」
透弥さんが朋弥さんを見据えて、
「ばっ馬鹿、有り得ねぇよ…。
んな失敗しねぇって」
朋弥さんが慌てて否定を唱える。
「だって…透弥さんがしたことになってるし。
なら朋弥さんが謹慎になった原因ホントはどっちがホテルに行ってたの?」
不意に立ち上がると、
「晶ちゃんご馳走様。
んじゃ今から俺は君達の敵なんで行くわ」
片手を上げて去って行った。