不器用なLOVER
朋弥さんの消えた方を呆然と
見つめていた私のお腹に腕が回り後ろから抱きすくめられて…
「疑ってたの?」
耳元で囁かれた。
「今の噂本当に…する?」
途端に身体中が熱を帯び、
鼓動が高鳴る。
首を左右に振るけど、
耳元から首筋に唇を這わせ、
「子供は…もう少し先だけどね」
お腹に回る手がそれ以上動かないように両手で押さえた。
「晶…こっち、見て?
キス出来ないから…」
透弥さんの誘惑にも、
「晶…?」
「透弥さんは…どうして朋弥さんのすること黙ってるの?」
ただ首を振り続ける。
「黙認してるつもりはないよ?」
その言葉に思い出されるのは、
【いい加減にしたら?そんなこと繰り返してると本気で誰か好きになった時困るんじゃない?】
何時かの呆れてる透弥さんで…。
「してるよ…。透弥さんばっかり悪く言われてるのに」
上体を半捻りして透弥さんを、
見上げる。
「朋弥には、はっきり迷惑だって言ってる」
それを受けて、
【僕との関係?迷惑以外の何者でもないよ】
初めて朋弥さんに会った日が、
走馬灯のように思い出される。
【他校の女性と関係を持った挙句トラブルだけ押し付けたこと?
僕の名前使っての遊び?】
あの時確に透弥さんは、
朋弥さんを避けてた。
見つめていた私のお腹に腕が回り後ろから抱きすくめられて…
「疑ってたの?」
耳元で囁かれた。
「今の噂本当に…する?」
途端に身体中が熱を帯び、
鼓動が高鳴る。
首を左右に振るけど、
耳元から首筋に唇を這わせ、
「子供は…もう少し先だけどね」
お腹に回る手がそれ以上動かないように両手で押さえた。
「晶…こっち、見て?
キス出来ないから…」
透弥さんの誘惑にも、
「晶…?」
「透弥さんは…どうして朋弥さんのすること黙ってるの?」
ただ首を振り続ける。
「黙認してるつもりはないよ?」
その言葉に思い出されるのは、
【いい加減にしたら?そんなこと繰り返してると本気で誰か好きになった時困るんじゃない?】
何時かの呆れてる透弥さんで…。
「してるよ…。透弥さんばっかり悪く言われてるのに」
上体を半捻りして透弥さんを、
見上げる。
「朋弥には、はっきり迷惑だって言ってる」
それを受けて、
【僕との関係?迷惑以外の何者でもないよ】
初めて朋弥さんに会った日が、
走馬灯のように思い出される。
【他校の女性と関係を持った挙句トラブルだけ押し付けたこと?
僕の名前使っての遊び?】
あの時確に透弥さんは、
朋弥さんを避けてた。