不器用なLOVER
な、何を聞くつもりだった私
生徒会長に彼女がいるのかって
いないはずないじゃん。
あんなにモテるんだから…
きっとめちゃめちゃ美人で
スタイル良くて頭の良い…
……私とは正反対の彼女が。
って何をオチてんだ私
それに、透弥さん後夜祭には参加しないかも?って
彼女居ないからかも…
分からないし。
でもでも…
もう誰かに誘われてしてたり
透弥さんモテまくりだから
一人で取り留めない考えを巡らせているうちに放課後になってしまった。
「里中、お前…体育祭実行委員になってくれるか?」
教室を後にした私達を高島先生が呼び止める。
「何であっちゃんが?」
登喜子が高島先生に詰め寄った。
「ん〜、生徒会長自ら俺に推薦してきたからなあ。
断われないだろ?」
「あっちゃん生徒会長と知り合いだったの?」
真姫が私を振り返った。
いや…知り合いっていうか
「転校初日に職員室に居て…、
転びそうなの助けてもらった」
かなりかい摘んで話す。
摘み過ぎかな?
「あんの生徒会長、転校生なの知ってて押し付けたんだよ」
登喜子が鼻息荒くする。
「今からだから生徒会室。
頼んだな」
生徒会長に彼女がいるのかって
いないはずないじゃん。
あんなにモテるんだから…
きっとめちゃめちゃ美人で
スタイル良くて頭の良い…
……私とは正反対の彼女が。
って何をオチてんだ私
それに、透弥さん後夜祭には参加しないかも?って
彼女居ないからかも…
分からないし。
でもでも…
もう誰かに誘われてしてたり
透弥さんモテまくりだから
一人で取り留めない考えを巡らせているうちに放課後になってしまった。
「里中、お前…体育祭実行委員になってくれるか?」
教室を後にした私達を高島先生が呼び止める。
「何であっちゃんが?」
登喜子が高島先生に詰め寄った。
「ん〜、生徒会長自ら俺に推薦してきたからなあ。
断われないだろ?」
「あっちゃん生徒会長と知り合いだったの?」
真姫が私を振り返った。
いや…知り合いっていうか
「転校初日に職員室に居て…、
転びそうなの助けてもらった」
かなりかい摘んで話す。
摘み過ぎかな?
「あんの生徒会長、転校生なの知ってて押し付けたんだよ」
登喜子が鼻息荒くする。
「今からだから生徒会室。
頼んだな」