不器用なLOVER
朋弥さんの大きな溜め息に、
「知ってんのかよ?
何で俺が縁談ぶっ壊してんのか」
透弥さんが口角を上げる。
「当然でしょ。城山女子の彼女は過去に堕胎経験があったからで、白泉女子の彼女は…boyfriendが何人か居たんでしょ?」
「boyfriendじゃねぇよsexfriendだ」
多分、透弥さんは私が居るから、言葉を代えたんだろうな…。
朋弥さんがはっきり言い代えなくても分かってしまってたけど。
「星臣高の彼女は…」
「ウリやってやがった」
話に入ることも出来るわけがなく二人を唯見比べる。
「本当に、朋弥は優秀だから僕の頼んだ興信所の情報よりも速く…片付けるんだよね?」
興信所に依頼して相手を調べるのって普通は先にするもんなんじゃないの?
「透弥を踏み台に乗し上がることしか考えてねぇ頭主にはその女の情報よりもそれに因って得られる利益の方が重要だからな」
私の疑問は朋弥さんが憎々し気に言い捨てた言葉で解決された。
聞きたい知りたい衝動を押さえる自信がなかった。
「レフュージに行った相手は誰?」
二人が合わせた様に目を丸くして見つめる。
「とっ…透弥さんと…した人…」
途切れ途切れで消え入った声。
「知ってんのかよ?
何で俺が縁談ぶっ壊してんのか」
透弥さんが口角を上げる。
「当然でしょ。城山女子の彼女は過去に堕胎経験があったからで、白泉女子の彼女は…boyfriendが何人か居たんでしょ?」
「boyfriendじゃねぇよsexfriendだ」
多分、透弥さんは私が居るから、言葉を代えたんだろうな…。
朋弥さんがはっきり言い代えなくても分かってしまってたけど。
「星臣高の彼女は…」
「ウリやってやがった」
話に入ることも出来るわけがなく二人を唯見比べる。
「本当に、朋弥は優秀だから僕の頼んだ興信所の情報よりも速く…片付けるんだよね?」
興信所に依頼して相手を調べるのって普通は先にするもんなんじゃないの?
「透弥を踏み台に乗し上がることしか考えてねぇ頭主にはその女の情報よりもそれに因って得られる利益の方が重要だからな」
私の疑問は朋弥さんが憎々し気に言い捨てた言葉で解決された。
聞きたい知りたい衝動を押さえる自信がなかった。
「レフュージに行った相手は誰?」
二人が合わせた様に目を丸くして見つめる。
「とっ…透弥さんと…した人…」
途切れ途切れで消え入った声。