不器用なLOVER
透弥さんの居る世界は私には正直分からない理解なんて出来ない。
婚約者以外との女性と体の関係を持たせたくないのならその彼女も同じじゃないの?
「僕は彼女と婚約しても良かったしそのつもりだったけど。
彼女の方は違ってて…
僕の見合いが決まると直に、
彼女は居なくなった」
項垂れる様に首筋に顔を埋める。
透弥さんは本気で婚約するつもりだったに違いない。
だから…レフュージを使ったんだ。
【朋弥の逆鱗に触れて立ち直れないぐらいに墜とされてたから】
居なくなったって…。
「透弥さんが…下手だって言ったからだって…」
話が食い違ってるよ?
どっちが本当なの?
透弥さんに届くかどうかの囁きに
鼻で笑って答えた。
此れ迄黙って背を向け座ってた、朋弥さんが、
「その女は透弥の写真流通して金儲けしてたんだよ。
すっかり気を許しちまった透弥の…腑抜けた寝顔やらupさせてな。
プレミア価格で売り捌きやがった」
それが朋弥さんを怒らせた真相。
そして、透弥さんの反応からしてやっぱり気付いてたんだと思う。
「やっぱ透弥は甘過ぎんだよな。隠し撮り商売道具にされてんのに油断してた自分の責任だとか放きやがって…名誉棄損プライバシー侵害で俺が訴えてやったっての」
得意気に朋弥さんが話した。
婚約者以外との女性と体の関係を持たせたくないのならその彼女も同じじゃないの?
「僕は彼女と婚約しても良かったしそのつもりだったけど。
彼女の方は違ってて…
僕の見合いが決まると直に、
彼女は居なくなった」
項垂れる様に首筋に顔を埋める。
透弥さんは本気で婚約するつもりだったに違いない。
だから…レフュージを使ったんだ。
【朋弥の逆鱗に触れて立ち直れないぐらいに墜とされてたから】
居なくなったって…。
「透弥さんが…下手だって言ったからだって…」
話が食い違ってるよ?
どっちが本当なの?
透弥さんに届くかどうかの囁きに
鼻で笑って答えた。
此れ迄黙って背を向け座ってた、朋弥さんが、
「その女は透弥の写真流通して金儲けしてたんだよ。
すっかり気を許しちまった透弥の…腑抜けた寝顔やらupさせてな。
プレミア価格で売り捌きやがった」
それが朋弥さんを怒らせた真相。
そして、透弥さんの反応からしてやっぱり気付いてたんだと思う。
「やっぱ透弥は甘過ぎんだよな。隠し撮り商売道具にされてんのに油断してた自分の責任だとか放きやがって…名誉棄損プライバシー侵害で俺が訴えてやったっての」
得意気に朋弥さんが話した。