不器用なLOVER
「晶?何か気に触ることした?」
ブンブンと頭を横に振る。
「一人で帰すのは心配だね。
晶は隙が有りすぎるから」
言い返そうと見上げると、
「そんなこと無いって、
言いたそうだね?でも…」
透弥さんの顔が近付く。
えっ
まさか…kiss
更に近付く顔…
反射的に目を閉じる。
…んっ
いつまでも降ってこない唇に
ゆっくり目を開ける。
透弥さんは既に数歩先にいた。
「何してるの?置いてくよ?」
勘違いした自分にムカついた。
隣に追い付くと、
ブスッとしたまま聞く。
「今まで名前呼んだことないのに
どうして皆が居る前で呼び捨てにしたんですか?」
少し考えるポーズをとって、
「どうしてだと思う?
ただ、晶が他の男に見られてると思ったら堪らなかった」
真っ直ぐ私を見つめる。
鼓動が速くなって、呼吸が上手く出来なくなる。
「それって…私の事が好き?」
自分で言った言葉に驚いて、
顔が熱くなる。
「何それ?自惚れてる」
透弥さんの返事に、
胸がズキンって痛くなった。
から笑いして、
「そうだよね。透弥さんモテるし彼女居ますよね」
自分で言って更に目頭が熱くなる。
ブンブンと頭を横に振る。
「一人で帰すのは心配だね。
晶は隙が有りすぎるから」
言い返そうと見上げると、
「そんなこと無いって、
言いたそうだね?でも…」
透弥さんの顔が近付く。
えっ
まさか…kiss
更に近付く顔…
反射的に目を閉じる。
…んっ
いつまでも降ってこない唇に
ゆっくり目を開ける。
透弥さんは既に数歩先にいた。
「何してるの?置いてくよ?」
勘違いした自分にムカついた。
隣に追い付くと、
ブスッとしたまま聞く。
「今まで名前呼んだことないのに
どうして皆が居る前で呼び捨てにしたんですか?」
少し考えるポーズをとって、
「どうしてだと思う?
ただ、晶が他の男に見られてると思ったら堪らなかった」
真っ直ぐ私を見つめる。
鼓動が速くなって、呼吸が上手く出来なくなる。
「それって…私の事が好き?」
自分で言った言葉に驚いて、
顔が熱くなる。
「何それ?自惚れてる」
透弥さんの返事に、
胸がズキンって痛くなった。
から笑いして、
「そうだよね。透弥さんモテるし彼女居ますよね」
自分で言って更に目頭が熱くなる。