不器用なLOVER
透弥さんと並べる程の体格の彼に誰も突っ込みを入れないのは…、そういうことなんだろう。
「本当に毎回毎回お見苦しい処を御見せして申し訳ありません」
この三人の代表なのであろう人が深々と頭を下げるのを、
「いえ、僕も楽しんでいますからお気遣いには及びません」
肩に手を当て止め、
「それに貴殿方の仕事振りには、僕は全幅の信頼を置いてますから何の問題もありません」
顔を上げさせた。
「んま〜!聞きました?
透弥様が私を信頼して下さってるもう私嬉しくて倒れそうよ」
志穂さんの手から逃れた鉄ちゃんが今にも飛び掛からん勢いで興奮の華を咲かせてた。
「私じゃない私達だ!」
志穂さんは腕組みのまま鉄ちゃんを睨み付け怒鳴ったが彼には届いてなさそうだった。
呆れ顔で大袈裟な溜め息を吐く。
「何で鉄ちゃん何だよ…。
鉄ちゃんの気持ち知ってて…」
「そう言う志穂さんは鉄宏さんの本当の気持ちに気付いているの?僕には鉄宏さんの素が見えてない…気がするんだけど?」
志穂さんの嘆きに答えた。
「私は、ずっと鉄ちゃんと仕事をしてきたんだ…透弥さんよりも、鉄ちゃんを知ってる」
噛み付きそうな志穂さんに気付き今度は鉄ちゃんが透弥さんから引き離した。
「どうしたのよ志穂?
貴女ももう少し素直にならないと透弥様を困らすだけよ?」
「本当に毎回毎回お見苦しい処を御見せして申し訳ありません」
この三人の代表なのであろう人が深々と頭を下げるのを、
「いえ、僕も楽しんでいますからお気遣いには及びません」
肩に手を当て止め、
「それに貴殿方の仕事振りには、僕は全幅の信頼を置いてますから何の問題もありません」
顔を上げさせた。
「んま〜!聞きました?
透弥様が私を信頼して下さってるもう私嬉しくて倒れそうよ」
志穂さんの手から逃れた鉄ちゃんが今にも飛び掛からん勢いで興奮の華を咲かせてた。
「私じゃない私達だ!」
志穂さんは腕組みのまま鉄ちゃんを睨み付け怒鳴ったが彼には届いてなさそうだった。
呆れ顔で大袈裟な溜め息を吐く。
「何で鉄ちゃん何だよ…。
鉄ちゃんの気持ち知ってて…」
「そう言う志穂さんは鉄宏さんの本当の気持ちに気付いているの?僕には鉄宏さんの素が見えてない…気がするんだけど?」
志穂さんの嘆きに答えた。
「私は、ずっと鉄ちゃんと仕事をしてきたんだ…透弥さんよりも、鉄ちゃんを知ってる」
噛み付きそうな志穂さんに気付き今度は鉄ちゃんが透弥さんから引き離した。
「どうしたのよ志穂?
貴女ももう少し素直にならないと透弥様を困らすだけよ?」