ダーリンは王子様★
「あ、ちょっとそこの1年生!」
「…あたしですか?」
「そう!アナタ!ちょっと次の回このコと代わってくれる?足くじいちゃったみたいで。」
ハーフタイム、ベンチに3年生の先輩が足をくじいた先輩を連れてやってきた。
と、いうことはあたしの出番!?
「わかりました!頑張ります!」
「ユカリン出るの!?」
応援席にいた香奈ちゃんが心配そうにあたしの肩をたたく。
「そうみたい!」
「気合い十分なのはいいけどさぁ…大丈夫?なんか、朝より顔が青白いんだけど…」
確かに朝から頭は痛くて軽いめまいは感じていたけど…ただの寝不足!甘えてらんないよ!
「大丈夫!」
「あんまムリしないようにね。」
「うん!ありがとう!」
ハーフタイムが終わりベンチから立ち上がる。
ふと、体育館の入口が騒がしいのに気がついた。
目をやるとそこにいたのは、あずさんだった。
サッカーの試合終わったんだ。
あずさんはあたしに気が付くとニコッと笑って横にいる誰かを手招きしている。
誰だ?
悠太か?
次の瞬間ヒョコッと現われたのは……王子!
あずさんに耳元で何かコソコソ言われている。
王子…見に来てくれたんだ!
うれしくてあたしは思わず大きく手を降ったが王子は思いっきり知らん顔をしていた。
王子って結構リアルに冷たいと思う。
「…あたしですか?」
「そう!アナタ!ちょっと次の回このコと代わってくれる?足くじいちゃったみたいで。」
ハーフタイム、ベンチに3年生の先輩が足をくじいた先輩を連れてやってきた。
と、いうことはあたしの出番!?
「わかりました!頑張ります!」
「ユカリン出るの!?」
応援席にいた香奈ちゃんが心配そうにあたしの肩をたたく。
「そうみたい!」
「気合い十分なのはいいけどさぁ…大丈夫?なんか、朝より顔が青白いんだけど…」
確かに朝から頭は痛くて軽いめまいは感じていたけど…ただの寝不足!甘えてらんないよ!
「大丈夫!」
「あんまムリしないようにね。」
「うん!ありがとう!」
ハーフタイムが終わりベンチから立ち上がる。
ふと、体育館の入口が騒がしいのに気がついた。
目をやるとそこにいたのは、あずさんだった。
サッカーの試合終わったんだ。
あずさんはあたしに気が付くとニコッと笑って横にいる誰かを手招きしている。
誰だ?
悠太か?
次の瞬間ヒョコッと現われたのは……王子!
あずさんに耳元で何かコソコソ言われている。
王子…見に来てくれたんだ!
うれしくてあたしは思わず大きく手を降ったが王子は思いっきり知らん顔をしていた。
王子って結構リアルに冷たいと思う。