ダーリンは王子様★
泣いたり笑ったり喜んだり本当にあたし情緒不安定かも…
王子が側にいる。たとえ王子があたしのことを好きじゃなくてもこんなに近くにいてくれることはこんなに幸せなのか。
恋っていいな☆
「で、なんであんな紛らわしい言い方したんですか?最初っから好きじゃないって言ってくれればこんなことには……」
「あーもー!うーるーせー!済んだことをごちゃごちゃと追求すんな!つーか、お前前売り券はちゃんと買っといたんだろうな。」
「行かないと思ってたから買ってないですよ!」
「うーわっ。マジない。買っとけって言ったじゃん。俺、前売り券代しか出さないから足りない分はお前払えよ。」
「はーっ!いやですよ!あたしお小遣い前で金欠なんですからっ!」
「知るかっ!早く行くぞ。」
「あ!ちょっと待ってくださいよー!」
王子はあたしになんか目もくれず博物館に向かって歩き始めてしまった。
あゆみさんと王子がどんな話をしたかは分からないけど、王子は約束を守って来てくれた。
それは紛れもない事実。
なんだかんだ言っても王子はやっぱり優しいと思う。
「王子っ☆」
「なんだよ。」
「大好きですっ♪」
「俺は好きじゃない。」
「ちょっとー!」
こんなんで、本当に両想いになんてなれるんだろうか…
そう思いながらもあたしの顔は満面の笑みだった。
王子が側にいる。たとえ王子があたしのことを好きじゃなくてもこんなに近くにいてくれることはこんなに幸せなのか。
恋っていいな☆
「で、なんであんな紛らわしい言い方したんですか?最初っから好きじゃないって言ってくれればこんなことには……」
「あーもー!うーるーせー!済んだことをごちゃごちゃと追求すんな!つーか、お前前売り券はちゃんと買っといたんだろうな。」
「行かないと思ってたから買ってないですよ!」
「うーわっ。マジない。買っとけって言ったじゃん。俺、前売り券代しか出さないから足りない分はお前払えよ。」
「はーっ!いやですよ!あたしお小遣い前で金欠なんですからっ!」
「知るかっ!早く行くぞ。」
「あ!ちょっと待ってくださいよー!」
王子はあたしになんか目もくれず博物館に向かって歩き始めてしまった。
あゆみさんと王子がどんな話をしたかは分からないけど、王子は約束を守って来てくれた。
それは紛れもない事実。
なんだかんだ言っても王子はやっぱり優しいと思う。
「王子っ☆」
「なんだよ。」
「大好きですっ♪」
「俺は好きじゃない。」
「ちょっとー!」
こんなんで、本当に両想いになんてなれるんだろうか…
そう思いながらもあたしの顔は満面の笑みだった。