ダーリンは王子様★
◇王子vs転校生!
――――――――――
「あっず先輩ー☆これ京都のおみやげです♪」
「ありがとうユカちゃん♪」
旅行後、早速蒼井がVIPルームに手土産を持ってやってきた。
「これ、八ツ橋なんですけど、チョコレートとコーヒー味です!」
相変わらず変わったチョイスだし…
「なんでフツーの味を選ばないかね、お前は。」
俺は寝転がっていたベッドから起き上がりソファーに腰掛けた。
「あず先輩はあんこなイメージないんですもーん。」
「僕そんなイメージ?」
「はいっ!洋風なイメージです!」
「ホント?うち実家呉服屋なんだけどなぁ…」
『えぇ!?』
蒼井とかぶった!
「梓さんって…呉服屋だったんですね…」
「王子知らなかったんですか!?」
「まぁ初耳だよね…」
「言ってなかったっけ?」
「梓さんあんまり私生活語らないじゃないですか!」
「確かに。あはは☆」
梓さんはとぼけるように笑ってお茶を飲んだ。
「……あれ?ユカちゃんのその指輪、かわいいね☆京都で買ったの?」
げっ!!
梓さんが蒼井の左手小指にハマっている指輪に気付いた。
やばい…
バレたら超ハズいんですけどっ!
「あぁコレですか!コレは……」
「あっ蒼井!」
「…はい?」
「お茶…なに飲む。」
「王子が入れてくれるんですか!?」
「…おう。」
「めずらしい~!ダージリンストレートでお願いします♪」
ふぅ…
あぶねぇ~!
「あっず先輩ー☆これ京都のおみやげです♪」
「ありがとうユカちゃん♪」
旅行後、早速蒼井がVIPルームに手土産を持ってやってきた。
「これ、八ツ橋なんですけど、チョコレートとコーヒー味です!」
相変わらず変わったチョイスだし…
「なんでフツーの味を選ばないかね、お前は。」
俺は寝転がっていたベッドから起き上がりソファーに腰掛けた。
「あず先輩はあんこなイメージないんですもーん。」
「僕そんなイメージ?」
「はいっ!洋風なイメージです!」
「ホント?うち実家呉服屋なんだけどなぁ…」
『えぇ!?』
蒼井とかぶった!
「梓さんって…呉服屋だったんですね…」
「王子知らなかったんですか!?」
「まぁ初耳だよね…」
「言ってなかったっけ?」
「梓さんあんまり私生活語らないじゃないですか!」
「確かに。あはは☆」
梓さんはとぼけるように笑ってお茶を飲んだ。
「……あれ?ユカちゃんのその指輪、かわいいね☆京都で買ったの?」
げっ!!
梓さんが蒼井の左手小指にハマっている指輪に気付いた。
やばい…
バレたら超ハズいんですけどっ!
「あぁコレですか!コレは……」
「あっ蒼井!」
「…はい?」
「お茶…なに飲む。」
「王子が入れてくれるんですか!?」
「…おう。」
「めずらしい~!ダージリンストレートでお願いします♪」
ふぅ…
あぶねぇ~!