ダーリンは王子様★
蒼井がピクリとも動かないんですけど!
死んでないよね?
「蒼井?」
「…………は…はい………」
「生きてるよね?」
「なんとか………あの……ちょっと………ビックリしちゃって…………夢………ですかね…夢ですよね?」
あーあー…
衝撃的すぎて現実受け止められてないし…
「…いや…一応現実ですよ。」
そう言った瞬間、蒼井の目からボロッと涙がこぼれた。顔は無表情なのに涙だけボロボロ落ちている。
「あー……涙が勝手にー………やっぱり夢ですよ!王子があたしを好きなんて…そんなわけないですよ…夢?夢だね!」
コイツは言葉だけじゃわかんねぇみたいだな。
俺は蒼井の腕を引っ張るとギュッと強く抱き締めた。
今までとは、違う感情で。
「俺は蒼井ユカが好き。これでもまだ夢っていうか、アホ。現実を受け止めろ。」
「………うわあぁぁん!!」
「…泣くなよ~!」
「だって~…あたしも王子大好きだもん……うわあぁぁん…」
「あー…はいはい。」
なるほど…
超鈍感なやつは告白されるとビックリしすぎて現実逃避するうえに理解した途端感動して泣きわめく…っと。
覚えといてやるよ。
俺は小柄な蒼井の身体を抱き締めながらなだめるように頭をポンポンと叩いてやった。
「…ただ、蒼井にちゃんと分かってほしいことがある…このまま聞け。」
「…はい…なんですか…?」
死んでないよね?
「蒼井?」
「…………は…はい………」
「生きてるよね?」
「なんとか………あの……ちょっと………ビックリしちゃって…………夢………ですかね…夢ですよね?」
あーあー…
衝撃的すぎて現実受け止められてないし…
「…いや…一応現実ですよ。」
そう言った瞬間、蒼井の目からボロッと涙がこぼれた。顔は無表情なのに涙だけボロボロ落ちている。
「あー……涙が勝手にー………やっぱり夢ですよ!王子があたしを好きなんて…そんなわけないですよ…夢?夢だね!」
コイツは言葉だけじゃわかんねぇみたいだな。
俺は蒼井の腕を引っ張るとギュッと強く抱き締めた。
今までとは、違う感情で。
「俺は蒼井ユカが好き。これでもまだ夢っていうか、アホ。現実を受け止めろ。」
「………うわあぁぁん!!」
「…泣くなよ~!」
「だって~…あたしも王子大好きだもん……うわあぁぁん…」
「あー…はいはい。」
なるほど…
超鈍感なやつは告白されるとビックリしすぎて現実逃避するうえに理解した途端感動して泣きわめく…っと。
覚えといてやるよ。
俺は小柄な蒼井の身体を抱き締めながらなだめるように頭をポンポンと叩いてやった。
「…ただ、蒼井にちゃんと分かってほしいことがある…このまま聞け。」
「…はい…なんですか…?」