ダーリンは王子様★
香奈ちゃんと青春を感じながら学校に向かった。
「フッフフーン♪」
昇降口につきヘタクソな鼻歌を歌いながら下駄箱から上履きを出す。
「……った!」
「どうした?」
「…なんか……つまさきに刺さったカンジが…」
上履きに足を入れた瞬間、つまさきに刺すような痛みが走った。
上履きをひっくり返す。
中から何かがパラパラと大量にこぼれ落ちた。
「…あれ…コレ…」
「画鋲じゃん!」
「…だよね。」
しゃがんで落ちたものを確認するとまさしく画鋲だった。
「がびょーん☆」
「ダジャレを言ってる場合か!」
「確かに…」
「この量から言って誰かが意図的に入れたとしか思えないね…」
誰かが…意図的…
「あたし誰かになんかしたかなぁ…」
「…まぁ考えててもしょうがないし…気にしないほうがいいよ。もしかしたら違うヤツに入れるのを間違ってユカリンに入れたのかもしんないし!」
「だといいんだけど…」
上履きに画鋲なんて初めてだなぁ。
「どうせ入れるならお金とかアメとかもっと夢のあるものを入れてよね!」
「そこ!?怒るとこそこ!?」
「フッフフーン♪」
昇降口につきヘタクソな鼻歌を歌いながら下駄箱から上履きを出す。
「……った!」
「どうした?」
「…なんか……つまさきに刺さったカンジが…」
上履きに足を入れた瞬間、つまさきに刺すような痛みが走った。
上履きをひっくり返す。
中から何かがパラパラと大量にこぼれ落ちた。
「…あれ…コレ…」
「画鋲じゃん!」
「…だよね。」
しゃがんで落ちたものを確認するとまさしく画鋲だった。
「がびょーん☆」
「ダジャレを言ってる場合か!」
「確かに…」
「この量から言って誰かが意図的に入れたとしか思えないね…」
誰かが…意図的…
「あたし誰かになんかしたかなぁ…」
「…まぁ考えててもしょうがないし…気にしないほうがいいよ。もしかしたら違うヤツに入れるのを間違ってユカリンに入れたのかもしんないし!」
「だといいんだけど…」
上履きに画鋲なんて初めてだなぁ。
「どうせ入れるならお金とかアメとかもっと夢のあるものを入れてよね!」
「そこ!?怒るとこそこ!?」