ダーリンは王子様★
「あけましておめでとうございます!」
「おめでとう、ユカちゃん♪」
教室に行く前にその足でVIPルームに向かった。
部屋には梓さんと、恒例となっている始業式での代表挨拶を前に少々緊張気味の王子がいた。
「ユカちゃんや政宗と一緒に過ごせるのもあと少しだけど、今年もよろしくね☆」
そっか…
あずさんはもう卒業かぁ…
「なんだか寂しくなりますね…」
あたしはシュンと下を向いた。
「大丈夫だよ☆ユカちゃんには政宗がいるんだから、ねっ♪」
「えっ!?」
あずさんに急に振られた王子はビックリして変な声をあげた。
「え!?って、どういう意味ですか王子!」
「お前の面倒を今後も見なくちゃいけないのかと思ったらダルいなと思って。」
「ダルいとか言わない!」
なんだよぉ~!
クリスマスのあの甘い王子は一体どこへ…
でも…あたし…あの日王子と…その…たくさんチューもしたし、ギューもしたし、イチャイチャしてしまったんだよね…
もしかしたら…雪が降ってなかったら…その先も…あったわけで………
こんなカッコいい人と…ラブラブな関係だなんて………
「あ、ユカちゃん、お馴染みの鼻血が出てますよ。」
「え!?」
「お前どのタイミングで鼻血出してんだよ!」
どうやら、興奮すると鼻血が出ちゃうしょうもない体質は今年も健在なようです。
てへっ☆
「おめでとう、ユカちゃん♪」
教室に行く前にその足でVIPルームに向かった。
部屋には梓さんと、恒例となっている始業式での代表挨拶を前に少々緊張気味の王子がいた。
「ユカちゃんや政宗と一緒に過ごせるのもあと少しだけど、今年もよろしくね☆」
そっか…
あずさんはもう卒業かぁ…
「なんだか寂しくなりますね…」
あたしはシュンと下を向いた。
「大丈夫だよ☆ユカちゃんには政宗がいるんだから、ねっ♪」
「えっ!?」
あずさんに急に振られた王子はビックリして変な声をあげた。
「え!?って、どういう意味ですか王子!」
「お前の面倒を今後も見なくちゃいけないのかと思ったらダルいなと思って。」
「ダルいとか言わない!」
なんだよぉ~!
クリスマスのあの甘い王子は一体どこへ…
でも…あたし…あの日王子と…その…たくさんチューもしたし、ギューもしたし、イチャイチャしてしまったんだよね…
もしかしたら…雪が降ってなかったら…その先も…あったわけで………
こんなカッコいい人と…ラブラブな関係だなんて………
「あ、ユカちゃん、お馴染みの鼻血が出てますよ。」
「え!?」
「お前どのタイミングで鼻血出してんだよ!」
どうやら、興奮すると鼻血が出ちゃうしょうもない体質は今年も健在なようです。
てへっ☆