ダーリンは王子様★
あたしは子どもみたいに小さく地団駄を踏んで香奈ちゃんに訴えた。
「で、相手は誰!?」
「ユカリンも知ってる人、かな。」
「あたしが知ってる人!?」
…そういえば、香奈ちゃんにノコノコついてきたけどさぁ…
この場所は…
よく見掛ける風景…
よく見掛けるというか通い慣れた廊下というか…
ここは別館4階
「あたしが用あるのはこっちの部屋だから。」
そう言って香奈ちゃんはノックして入っていく。
生徒会室に!
中にいたのは、
わたぽん兄!
「え……え!?あぁ…え!?…そういうこと!?…なの!?」
「まぁそういうこと。」
え――――――っ!!
「おう、香奈。どうした?」
部屋のイチバン奥にある会社のデスクのような席に座っているわたぽん兄が書類をトントンと揃えながらこっちを見た。
やっぱわたぽんに似てる!
長めのパーマがかった茶色い髪の毛に、整った端正な顔立ち…
爽やかだなぁ…
と、いうか…どおりでわたぽんとあんな仲良かったんか!
今頃納得!
「はい、コレ。チョコ!」
「ありがと☆」
わたぽん兄は席から立ち上がると香奈ちゃんのチョコを受け取った。
いいなぁ…
本当カップルってカンジだなぁ…
「……あれ?君は確か……二階堂くんの彼女さん、だよね?」
「で、相手は誰!?」
「ユカリンも知ってる人、かな。」
「あたしが知ってる人!?」
…そういえば、香奈ちゃんにノコノコついてきたけどさぁ…
この場所は…
よく見掛ける風景…
よく見掛けるというか通い慣れた廊下というか…
ここは別館4階
「あたしが用あるのはこっちの部屋だから。」
そう言って香奈ちゃんはノックして入っていく。
生徒会室に!
中にいたのは、
わたぽん兄!
「え……え!?あぁ…え!?…そういうこと!?…なの!?」
「まぁそういうこと。」
え――――――っ!!
「おう、香奈。どうした?」
部屋のイチバン奥にある会社のデスクのような席に座っているわたぽん兄が書類をトントンと揃えながらこっちを見た。
やっぱわたぽんに似てる!
長めのパーマがかった茶色い髪の毛に、整った端正な顔立ち…
爽やかだなぁ…
と、いうか…どおりでわたぽんとあんな仲良かったんか!
今頃納得!
「はい、コレ。チョコ!」
「ありがと☆」
わたぽん兄は席から立ち上がると香奈ちゃんのチョコを受け取った。
いいなぁ…
本当カップルってカンジだなぁ…
「……あれ?君は確か……二階堂くんの彼女さん、だよね?」