ダーリンは王子様★
◇王子様の日常
♪♪~…♪……♪
気持ちのいい朝。
朝食前にバイオリンとピアノを優雅に弾くのが僕の日課さ☆
なんて、
そんなヤツどこにいる。
実際は…………
「ちっがーう!ここで転調だからシャープ増える!何っ回言ったらわかんのアンタ!」
「…うるせぇなぁ……」
「てめぇ今なんつった?あぁ?お前がピアノ弾けないと困るっつーから直々にお姉様が教えてやってんだろうが、あぁ!?」
「す、すいません…」
姉貴がパーカーの胸ぐらをつかんでかかった。
「立場忘れんな。」
「は、はい…」
ヒーッ!
こんな極道チックな姉貴にピアノ教えてってなんで俺言っちゃったんだろ…
「もう1回始めから。」
「はい…」
♪♪~…♪♪……
「ちがーう!さっきもそこ間違っただろうがぁ!!」
バシッ!
「いってええぇ!」
姉貴が持っていた扇子で俺の指をビシッと叩く。
気持ちのいい朝。
朝食前にバイオリンとピアノを優雅に弾くのが僕の日課さ☆
なんて、
そんなヤツどこにいる。
実際は…………
「ちっがーう!ここで転調だからシャープ増える!何っ回言ったらわかんのアンタ!」
「…うるせぇなぁ……」
「てめぇ今なんつった?あぁ?お前がピアノ弾けないと困るっつーから直々にお姉様が教えてやってんだろうが、あぁ!?」
「す、すいません…」
姉貴がパーカーの胸ぐらをつかんでかかった。
「立場忘れんな。」
「は、はい…」
ヒーッ!
こんな極道チックな姉貴にピアノ教えてってなんで俺言っちゃったんだろ…
「もう1回始めから。」
「はい…」
♪♪~…♪♪……
「ちがーう!さっきもそこ間違っただろうがぁ!!」
バシッ!
「いってええぇ!」
姉貴が持っていた扇子で俺の指をビシッと叩く。