君の声、僕の歌姫

“女神”と、恋した少年の事件

とある村、とある幼馴染同士の2人がいました。

2人は共に育った兄妹のような関係。恋人ではありません。

男の方の名はラウト。綺麗な黒髪を持った18歳の少年。

女の方の名はスティー。歳はラウトと同じ18歳。

透き通った人魚姫のような歌声を持った、銀髪の少女。

スティーの歌声は人々を癒す力を持っていました。

村にとってスティーは女神のような存在でした。

今日もスティーは大好きな歌を歌い、人々を癒します。

ラウトはそんなスティーに淡い恋心を抱いていました。

しかしスティーはそんな事を知りません。