君の声、僕の歌姫
無限に溢れるものだとばかり思っていたハルトの力。

ラウトはその事にひどく驚きました。まさか限度があるなんて、と。

彼の話によれば2時間もすれば最低の力は出る、との事でした。


「キルシュも手を痛めているだろうし……出くわさないのがベスト」


つまり最低でも2時間はラウト、もし可能ならば

キルシュの2人で戦いをしなければなりませんでした。

ハルトも戦えと言われれば戦いますが本人曰く、

“キルシュみたいな怪力ではない”との事でした。そして、今に至ると言う訳です。

まさかこうも早くに敵に出くわすとは予想外の出来事でした。
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