君の声、僕の歌姫
「まあ、そうだけど……改めて言われると何かなあ……」
『お前も途中で無理だと分かっていただろうに……魔法は自身の力の出し加減によって変わる。
そしてそれを最小限に抑える事で、膨大な力となる事もある』
「それって、どうやるんだよ?」
するとフェネルはラウトに手順を説明し始めました。
『目を閉じろ。そして出したい魔法の事を考えろ。そこまで考えられたら後は簡単だ。
……今、お前はどうしたい? それを強く願うか願わないかで、力は変わる』
1番出しやすいと言う事で炎を頭に思い浮かべ、
イフェルからスティーの声を取り戻す事を強く願いました。
目を開き、掌に宿ったのは1番最初の時に出した球よりも遥かに大きな炎の球でした。
『お前も途中で無理だと分かっていただろうに……魔法は自身の力の出し加減によって変わる。
そしてそれを最小限に抑える事で、膨大な力となる事もある』
「それって、どうやるんだよ?」
するとフェネルはラウトに手順を説明し始めました。
『目を閉じろ。そして出したい魔法の事を考えろ。そこまで考えられたら後は簡単だ。
……今、お前はどうしたい? それを強く願うか願わないかで、力は変わる』
1番出しやすいと言う事で炎を頭に思い浮かべ、
イフェルからスティーの声を取り戻す事を強く願いました。
目を開き、掌に宿ったのは1番最初の時に出した球よりも遥かに大きな炎の球でした。