君の声、僕の歌姫
イフェルは嫌な予感を覚え、ダーリア達が眠ったのを見計らい近くの村を訪れました。

するとそこには銃を持った男達が何十人もいました。

イフェルに気付いた彼らは真先にその銃先をイフェルに向けました。

ああ、そういうことか。やはり噂は本当だったのか。

ならば仕方ない。自分の身を守る為だと、イフェルは彼らと戦う決意をしました。


「オレをそんな物で倒そうって言ったって無駄な事だって分からないのか!?」


イフェルは次々と弾をよけながら炎や雷（いかづち）を繰り出します。

撃たれそうになったらかわし、撃った相手を狙って魔法を使う。

その繰り返しでした。イフェルは傷つく事なく男達を倒して行き、

これで最後の1人だと言う時になった時でした。男は不敵に笑います。
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