君の声、僕の歌姫
突然聞こえてくるのは2人の声でした。
その声のトーンからして1人は男、1人は女でしょう。
しかしラウトにはその姿を確認する事は出来ませんでした。
「まずは捕まっちゃっている人助けるからね!」
「分かっているよ。キルシュ。気を付けてね。下には……」
ハルトと呼ばれた男が何かを言おうとした時、
キルシュと呼ばれた女はラウトを掴んでいた枝を切り落としました。
一瞬だったので、ラウト自身も気付いた時には切れていた状態でした。
よし、助かったと思った次の瞬間でした。ラウトはまたしても災難に遭いました。
「……あ」
その声のトーンからして1人は男、1人は女でしょう。
しかしラウトにはその姿を確認する事は出来ませんでした。
「まずは捕まっちゃっている人助けるからね!」
「分かっているよ。キルシュ。気を付けてね。下には……」
ハルトと呼ばれた男が何かを言おうとした時、
キルシュと呼ばれた女はラウトを掴んでいた枝を切り落としました。
一瞬だったので、ラウト自身も気付いた時には切れていた状態でした。
よし、助かったと思った次の瞬間でした。ラウトはまたしても災難に遭いました。
「……あ」