君の声、僕の歌姫
『まあ、風邪をひいたとかの類だろう。気にするな。気にする時は石が真っ赤に染まってからだ』
風邪をひいたくらいでも大ごとなのに、とラウトは思いました。
その後人目のつかない所でラウトはフェネルに、その危険の理由を聞き出そうとしましたが、
フェネルはそこまで親身になるつもりもないようで、
『知らないな。本当に危機でもない事を、いちいち気にするな。
本当に危険だって色を発した時なら教えてやらんでもないが』
と。ラウトの心はもやもやしたまま、スッキリしませんでした。
丁度ラウトを探していたハルトに捕まり、
ラウトは2人と共に情報屋の居所へと向かいました。
風邪をひいたくらいでも大ごとなのに、とラウトは思いました。
その後人目のつかない所でラウトはフェネルに、その危険の理由を聞き出そうとしましたが、
フェネルはそこまで親身になるつもりもないようで、
『知らないな。本当に危機でもない事を、いちいち気にするな。
本当に危険だって色を発した時なら教えてやらんでもないが』
と。ラウトの心はもやもやしたまま、スッキリしませんでした。
丁度ラウトを探していたハルトに捕まり、
ラウトは2人と共に情報屋の居所へと向かいました。