人魚姫~A Mermaid Princess of victory~
って、俺は何を考えてるんだ?
俺には、1年付き合ってる華菜子がいるのに。
`本当に好きなのか?´
そう問いかける声がした――……。
“次降りるぞ”
不意に翔が言った。
“どうする?流石に詩音起こす?”
“いや、いい。翔、俺と彼女の荷物持って。俺は彼女のこと運ぶから”
“了解。由貴、俺の定期よろしく”
“ハイハイ。あっ、ちょっと待って。写メ撮る”
“はっ?”
“だって、詩音の男の子とのツーショットってなかなか見れないもん”
“おい、それ本人に見せるなよ?”
“あったり前じゃん。怒られちゃうよ私”
なんだかんだ言って電車を降り、ホテルへ運び、開会式のため俺達も着替えて会場へ向かった。
この時、俺は気がつかなかったんだ――………。
彼女の部屋にあったものに………。
俺には、1年付き合ってる華菜子がいるのに。
`本当に好きなのか?´
そう問いかける声がした――……。
“次降りるぞ”
不意に翔が言った。
“どうする?流石に詩音起こす?”
“いや、いい。翔、俺と彼女の荷物持って。俺は彼女のこと運ぶから”
“了解。由貴、俺の定期よろしく”
“ハイハイ。あっ、ちょっと待って。写メ撮る”
“はっ?”
“だって、詩音の男の子とのツーショットってなかなか見れないもん”
“おい、それ本人に見せるなよ?”
“あったり前じゃん。怒られちゃうよ私”
なんだかんだ言って電車を降り、ホテルへ運び、開会式のため俺達も着替えて会場へ向かった。
この時、俺は気がつかなかったんだ――………。
彼女の部屋にあったものに………。