堂々美女と下僕男子?
夜、やはり目が覚めてしまった。

仕方がないので台所へ行き水を飲む。

何だかまた、手が震えそうになる。

洗いかごの中の包丁が気にかかる。

その時、また温かな手が背中に触れた。

「…!」

「悟、何してる」

それは佳恋さんではなく親父だった。
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