堂々美女と下僕男子?
その時佳恋さんが動いた。

「悟くん!」

「佳恋さん!」

危ない、と言うつもりだったが、

その必要はなかった。

佳恋さんは素早い動きで常盤に近づくと、

一気に投げ飛ばしてしまったのだ。

「は?」

「女だからってなめんなよ!」
< 108 / 130 >

この作品をシェア

pagetop