○●恋愛方程式●○
そして、いつの間にか授業も終わっていた。
さて、昼ご飯だし、パンでも買ってくるか。
『おいッッ!』
私を呼ぶ、大好きな人の声・・・・・
「なんでしょうか?私は、パンを買いに行きたいのです。どいてください。」
誰か私の口をふさいでよ〜…!!
『お前な〜、完ぺきに忘れてるだろ!!』
そういえば・・・
「私は、忘れてなんかいません。先生は、いつという指定をしていなかったので、いつでもいいかと思ってただけです。」
また可愛くない事を〜!!!
『ハァ……、とにかく、ちょっとこい』
そお言って、あたしの腕を掴み、廊下を歩いていく先生。
周りの視線が・・・・。