○●恋愛方程式●○
あたしは千夏にむかって笑顔を見せると前にむきなおり授業に集中した。
それからあっという間に授業は終わりお昼の時間
千夏と2人で喋りながら食べてるとあたしの頭を誰かが叩いた。
あたしは叩かれた部分を手でおさえながら上をむいた。
ばちっと視線があったのは先生。
『食べ終わったか?おまえのことだからサボろうとして遅く食べてるかと思った。』
先生はあたしの机にあるパンのビニール袋やパックのジュースを見ながら言った。
「残念ながらハズレです。あたしは早く食べ終わって先生に見つからないようにサボろうとしてましたから。」
あたしはビニールをクシャクシャにしながら言った。
『どっちにしろサボろうとしてたんだろうが』
先生はそういうとあたしの腕をつかんで立ち上がらせた
そしてつかんだまま歩き出した。
「ちょ!!つかまなくても歩けます」
『サボるかもしんねぇだろ』
そういってそのままあたしたちは歩いた
先生につかまれてるってだけですごい嬉しいよ。