Animal Voice
家に入り、ボーっとしてると
また家のチャイムがなり騒がしくなった。


「英奈、ただいま~」

姉が帰ってきた。
それも知らない男と一緒に。

「こんばんは、鈴木檸檬といいます。
 簡単に言えばお姉ちゃんの彼氏です。よろしく^^」


すずきれもん…

れもん……。



どっかできいたことがある……


「よろしく……」

「あれ?これ何?」

姉の彼氏が手に取ったもの。


それは



黄色い羽。


「英奈~、なんで鳥の羽なんか落ちてるの?」

姉が何か言ったが聞こえない。



れもん…

鳥の羽…


一体自分の身に何が起きたのだろう。



「そういえば、このレシートとお金何?」

今度は姉の声がちゃんと聞こえた。

レシート?お金?


テーブルの上には
確かにあった。

レシートには

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鳥の餌(あわ)210円

合計 210円
お預かり 500円
お釣り 290円

=========

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