泣き虫

知らない人だし、声も泣きすぎてかすかすで聞かしたくもない、そう思い無視することに決めた。


だが、インターホンに映るその人は無視され続けても、ずっと私の家の前に立ち続けチャイムを鳴らし続けた。

それが約30分繰り返され、いい加減にして欲しいと思い私はインターホンに出てしまった。


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