現代戦国時代2
「ああ……勘違いだったみたいだな……」
 
しかし、確かに感覚はあったんだ。
 
悪寒。
 
「とりあえず、一旦ゲームを出るか?」
 
「そうだな」
 
二人がセーブポイントに触れたので、俺も触れてみた。
 
先ほどの感覚はすでに無かった。
 
しかし、おかしい。
 
何も起きないのだ。
 
セーブポイントに触れているのに、ゲームから出られない。
 
「おい、源内。どういうことだよ?」
 
「隆盛、俺に聞くなよ。データは問題ないはずなんだがな……」
< 160 / 451 >

この作品をシェア

pagetop