現代戦国時代2
痛がりながらも源内は起き上がった。
 
「じゃ、今度は俺の番だな?」
 
源内は周りに生えた木々を見渡し、くるりと宙返りしながら枝に飛び乗った。
 
攻撃に身構える海野。
 
ヒュンッ!!
 
その瞬間、源内は消えたように見えた。
 
「ぐっ!!」
 
海野の目の前に現われた源内は海野の腹部に両手を突き立てていた。
 
ぐらぐらとふらつく海野。 

何が起こったか俺にもよく分からなかった。
< 186 / 451 >

この作品をシェア

pagetop