現代戦国時代2
休憩時間に入り、俺と海野は木陰に入った。
「幸村さんが来たおかげで大分早くなったよ」
「そうかい……」
手ぬぐいで汗を拭いながら、俺は疲れ果てた声で返事した。
鎧を脱いでの仕事だったため、なんだか本当に労働者になったかのような気分に陥りそうだ。
「幸村さんは、なんでお頭の仲間になったんだ?宝玉見るだけって言ってたのにさ」
「……天下をとるには配下に下る必要がある」
海野に闇雲の残党なんて話はできない。
危険に巻き込むだけだ。
「幸村さんが来たおかげで大分早くなったよ」
「そうかい……」
手ぬぐいで汗を拭いながら、俺は疲れ果てた声で返事した。
鎧を脱いでの仕事だったため、なんだか本当に労働者になったかのような気分に陥りそうだ。
「幸村さんは、なんでお頭の仲間になったんだ?宝玉見るだけって言ってたのにさ」
「……天下をとるには配下に下る必要がある」
海野に闇雲の残党なんて話はできない。
危険に巻き込むだけだ。