現代戦国時代2
「ぐぅ……」
 
苦痛に顔を歪める男。
 
片膝をつき、恨めしそうに慶次を睨み付ける。
 
「槍の扱いならもっと上手い奴を知ってるからな…お前の突きなんて止まって見えるぜ」
 
あっという間に優勢にたった慶次。
 
慶次の実力は紛れもなく本物だ。
 
「貴様……俺を見下したな!!」
 
男の雰囲気が少し変わったように見える。
 
何か黒い……暗黒のような負のオーラ。
 
「ふはははは……許さないぞ!」
< 242 / 451 >

この作品をシェア

pagetop