現代戦国時代2
一万を眺めていると、机の上に置いていた携帯がぶるぶると振動した。
 
おそらく、隆盛か源内だろう。
 
携帯を開くと、そこにはばっちり隆盛の名前。
 
『いよいよだな。まぁ、どうせ明日に手に入るわけはないだろうな……あんなに宣伝してるんだから。ゆっくり手に入れる方法を考えようや』
 
隆盛らしい、実直なメールが少し笑えた。
 
俺は机に封筒をもどし、部屋を後にした。
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