現代戦国時代2
リビングには、すでに母が用意した料理がテーブルに並んでいた。
 
「ほら、早く食べなさい」 

早く片付けたいのか、母はそっけない言葉を俺に浴びせる。
 
俺はこくりとうなずき、椅子に座った。
 
「じゃ、いただきますかね……」
 
箸を手に取った瞬間、俺はちらりとテレビに目をやった。
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