現代戦国時代2
「父さん!!」
 
白夜に対し、由利が寺から飛び出しながら短剣で切り掛かる。
 
「ふん!!小娘が!」
 
白夜は素早くかわし、乱暴に由利を槍で吊すように投げ飛ばした。
 
「危ない!!」
 
俺は滑り込むようにして、由利をキャッチした。
 
「貴様……よくも私の娘を…」
 
「はっ……たかが女一人じゃないか?」
 
怒りに震える謙信。
 
不敵に笑う白夜。
 
「佐助……お前、まだ戦えるか?」
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