現代戦国時代2
謙信は拳を床にたたきつけ、悔しそうにしている。
 
また何もできない。
 
俺は無力感に浸りそうになった。
 
「まだだ!!」
 
しかし、俺はこのまま見過ごすわけには行かなかった。
 
「何を……」
 
「うぉぉっ!!」
 
クナイを両手に挟み、白夜に向けて投げ付ける。
 
ヒュンッ!!
 
白夜の体をとらえることはなかったが、突然の攻撃に白夜は驚いている。
 
「なんだ?今のクナイは?」
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