現代戦国時代2
「娘は確保した……あとはウィルスを除外するだけだよ」
 
じろりと視線をやる白夜。 

その目は殺気に満ちている。
 
「そうか……では、さっそく始めるとするか」
 
地豹も刀を握る。
 
「やるぞ!!」
 
「おう!!」
 
俺達も武器を手に取る。
 
「凍れ……」
 
白夜が槍を地面に突いた瞬間、足元がヒヤリとした。 

それとともに熱いような痛みが走る。
 
「ぐっ!?」
 
「なんだ!?」
 
隆盛、源内の足元が凍っている。
 
もちろん俺も。
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