現代戦国時代2
「俺が?」
「ああ、そんな風に思うなよ。政宗の軍があんな大群を相手に持ったのも、俺とお前がいたからだ。お荷物なんかじゃない」
慶次はそう言って、俺の頭をわしづかみにした。
大きな手が頭をぐわんぐわん揺らす。
「お前は幸村みたいだな」
「幸村?」
確か幸村と言えば、真田幸村だ。
慶次は誰のことを言っているのだろうか。
「俺も巨大な敵と戦ったんだよ。真田幸村はそん時の大将さ」
「ああ、そんな風に思うなよ。政宗の軍があんな大群を相手に持ったのも、俺とお前がいたからだ。お荷物なんかじゃない」
慶次はそう言って、俺の頭をわしづかみにした。
大きな手が頭をぐわんぐわん揺らす。
「お前は幸村みたいだな」
「幸村?」
確か幸村と言えば、真田幸村だ。
慶次は誰のことを言っているのだろうか。
「俺も巨大な敵と戦ったんだよ。真田幸村はそん時の大将さ」