現代戦国時代2
魔王継承
「うわああああ!!」
ぴくりとも動かない小太郎。
俺は足から崩れ落ちるようにしてしゃがみ、小太郎を抱き起こした。
「小太郎!!小太郎!」
「兄ちゃん……背中…痛いよう………」
「しゃべるな!」
「あ……兄ちゃん……と槍……練習もっと…したか……」
あっさりと失われた幼き命の前に、あまりに俺は無力だった。
徐々に冷たくなる体。
流れ落ちるまだ暖かい血。
「ははは……幸村…どうした?そんなガキ一人で」
「慶次……てめえーっ!!」
ぴくりとも動かない小太郎。
俺は足から崩れ落ちるようにしてしゃがみ、小太郎を抱き起こした。
「小太郎!!小太郎!」
「兄ちゃん……背中…痛いよう………」
「しゃべるな!」
「あ……兄ちゃん……と槍……練習もっと…したか……」
あっさりと失われた幼き命の前に、あまりに俺は無力だった。
徐々に冷たくなる体。
流れ落ちるまだ暖かい血。
「ははは……幸村…どうした?そんなガキ一人で」
「慶次……てめえーっ!!」