4人の恋
「あたしと付き合ってくれるならいいよ☆♪」
…さすがにこれはダメか??
「オレでいいならいーよ!」
「えっっっ!?マ、マヂで!?」
ビックリした。
だって、あたしの一目惚れだったんだもん。
「んじゃあ、お…お付き合いさせて下さい!!!!!」
あたしは誰もいない廊下で叫んだ。
「んじゃあ、よろしくね!楓♪」
早速あたしの名前を呼び捨てにする美形君。
チュッ
ほぇ!!!?
いっ今、チューされた??
「んで、名前はー…って聞いてる!?」
「あっ!あぁ聞いてるよ!!」
「オレの名前は…颯人!あらためてよろしく」
颯人は、手を顔の横において微笑んでいた。
ん???
はや…と???
もっもしかして!!!!
「あのさ!」
ン?と顔をこっちに向けてくれる颯人。
「名字って、五島??」
「おぉ!なんで知ってんの〜???」
しっ!知ってるも何も!!
幼稚園の時に結婚を約束をしたじゃん!!!!!
「幼稚園の時に、けっ結婚約束した…よね??」