最強お姫様☆
 
「そうだけど?
 なにか?」




「名字なんていうの?」






ピクッ







あたしは少し反応した。


・・・疑われている。




今はバレてはいけない。



         ・・ 
あたしはそう思い高校での名字をいった。


「竹内です。」


「・・・・竹内かぁ。
 ありがと。」

「名字がどうかしたんですか??」

「いや、ちょっと知り合いかと思ったんだけどね。」







知り合い?

冗談じゃない

こいつは知り合いなんかじゃない。







まだあたしを見ている佑という男の隣にいる春希という男があたしを見て少し笑ったようなきがした。



あたしはそいつから視線をそらし、竜神陸にこういった。

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