最強お姫様☆
「えっ!?
何で?
何で知ってるの?
何でいってくれなかったの!」
あたしがそう叫ぶと弥彦は下を向いてうつむいた。
「そのこと俺も知ってるよ」
大雅がいきなり黙っていた口をあけた。
・・・何で大雅が知ってるの?
あたしには教えてくんなかったのに・・・
「なんで教えてくんなかったの・・・」
「だって教えたら友夜西和泉に行かないでしょ?
友夜があの学校にいかなかったらあいつとの繋がりが取れない。
だから教えなかった」
「どういうこと?」
「つまり、友夜があの学校に行くことで竜神のやつをつぶしやすくなるってこと」
「な、なんで?」
あたしは意味のわからないことに驚きを隠せなかった。